学校では何を学ぶのか。
学校をディスる投稿ではありません。
たまたまSNSのタイムラインに2018年1月の記事が流れてきました。
小4のときにできた学力差は中3まで少しずつ広がり、その原因の1つに家庭の経済状況が影響しているという研究結果です。
塾に行ければ学力が上がるというのはほとんどの子どもに共通して言えると思います。高校生になっても、進学しても、社会人になっても一緒。やればやるだけ成長するのは自明ですよね。
極端な話ですが、学力だけを上げるなら学校行かずに塾行ったほうがいい。もしくは受験対策しかしない私立の学校に行かせるか。
でも世の中のほとんどの親はそうしないのは、学校に期待しているのは「学力の向上」だけではないからですよね。
「集団生活の中で培われる社会性」
気があう友だちもいれば、苦手な友だちもいる。
好きな先生もいれば、嫌いな先生もいる。
運動だけが飛び抜けてる生徒もいれば、全科目飛び抜けてる生徒もいる。
家族の構成人数も違えば、家庭のルールも違う。
いろんな人がいることを知り、お互いを認めあうための場所が学校です。
ただし、残念ながら学校での評価は「友だちと比較した学力」で計られることが多いのが現状。
ジャングルのような場所に強制的に行かされているから、そこでその子らしらに磨きをかけてくのは結構大変だと思いますし、先生に過度に期待するのも酷な話です。
大人は、難しいかもしれないけど、学力以外で子どもたちの成長や学びに気づいてあげないといけないなあと、この記事を読んで思いました。
ちなみに、北陸三県(富山、石川、福井)への移住フェアのお手伝いを仕事でしたことがあるのですが、北陸三県って塾に通ってないのに学力が高いそうです。要因として考えられているのが、1クラスあたりの生徒の少なさだそうです。あと、放課後に地域で面倒を見るというか、目を配ってくれているという子育て環境の良さがあるのだとか。
こなん学習室は学校や塾とは違う場所として、どちらかというと家庭の延長にある地域の遊び場として、子どもたちを応援できる場所を目指しています。
春休みにはいろんな体験授業をしてみようかと思っています。こうご期待!
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