「没頭力」を育てるサポートとは?
Photo by Kelly Sikkema
"これからの教育キーワードは「没頭力」"というWebの対談記事を拝見しました。
「『天才』は学校で育たない」の著者・汐見東大名誉教授と、「父親ができる最高の子育て」の著者・高濱氏の対談。
高濱さんの発言が面白かったので引用します。
ここ数年、さまざまな家庭に出会う中で、すごい子どもが育つ環境は何が違うのかを自分なりに抽出したら、3つあったんです。まず、お母さんの安定感。“バリキャリ”で忙しいお母さんでもいい。いかにイキイキとしているか、ニコニコしているかがやはり大事なんです。
それと、よく言われることですが読書体験。思春期以降でもいいんですが、ある時期、読書に浸るという経験の大切さは、親たちが思っている以上に大事だと思います。
そして「没頭力」です。外遊びでも何でもいい。「やらされ」ではなく、まわりの声が聞こえないくらい何かに没頭した経験があることってすごく重要なんですよ。
「すごい」がなんなのかはわかりませんが、大切なことは、①お母さんの安定感、②読書体験、③没頭力だそうです。
僕が子どものころは①だけはあった。読書は嫌いだったし、何かに没頭してもすぐ飽きちゃう。というか没頭し始めたところで子どもでできる限界や壁を自分でつくって止めちゃっていたような気がします。
おそらく学校教育も少しずつ、「自分で考えて行動する」ようなカリキュラムになっていくはずですが、学校の科目という少ない選択肢で没頭するものを見つけるのは難しいなぁと感じています。
こなん学習室では、まずは一人ひとりの世界を広げる場を提供します。その中で興味のあるものを見つけてくれたら嬉しいですし、もちろんすでに何かやりたいことがあれば、それに没頭できる環境をつくり、サポートします。
いずれはそんな環境を地域の人たちと作っていけたらと。
いよいよ10月からこなん学習室ではプログラミングがスタート。これも僕が一方的に教えるのではなく、生徒が自分で考えて失敗しながらもつくる楽しみを感じてもらえるような授業設計をしています。
正解がない授業のなかで、のびのびと好きなことをやってもらいたい。
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